IBの日本語

講師について

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国際バカロレア 日本語教師 セルフトート チューター

門田麦野

国際バカロレア日本語チューター

こんにちは。門田麦野と申します。私は2013年以来、スイスのボーディング・スクールで、IB(国際バカロレア)言語A(日本語・文学)の授業を担当しています。IBの厳しい受験勉強を通して頭脳を鍛えるだけではなく、精神面でも見違えるほど逞しく成長する生徒たちの姿がとても眩しく見えて、私自身も多いに刺激を受ける毎日です。

 IB言語Aの日本語(文学)は、極めてレベルの高い科目です。筆記試験でも口頭試験でも、作品に対する深い知識と理解、鋭い分析と洞察力、高い論理性と説得力、豊富な語彙、正確かつ幅広い言語運用能力などが受験生に求められます。「IBの日本語なんて、きっと簡単なのだろう」「日本語を言語Aにしておけば、たいして勉強しなくても点数が稼げるに違いない」というような、とんでもない勘違いをしたままこの科目を選んでしまった生徒さんは、実際にコースが始まった瞬間に大きなショックを受けるでしょう。

 しかし、その一方でIBの日本語(文学)は、楽しみながら勉強できる上、自分の可能性を最も大きく伸ばせる科目であるとも言えます。そもそも文学はエンターテインメント性に満ちた芸術の一つであり、幸いIBの言語Aでは、ほとんどの作品を最初から最後まで丸ごと読んで、文学の醍醐味を存分に味わうことができるからです。受験生の皆さんも、試験のことはいったん忘れて、まずは映画やドラマなどを観る時のように読書を楽しむことから始めましょう。

 試験においても、無理やり頭に詰め込んだ多くの知識を披露する必要はありません。言語Aの受験生に求められるのは、設問や課題の内容に焦点を絞った上で、自分自身の頭で考えて気づいたことや本当に心で感じたことを、わかりやすい言葉で伝えることだからです。そのためには読書という疑似体験を通して、作者や登場人物たちと対話しながら自分自身を見つめ直したり、異なる環境や時代に身を置く人々に対する理解を深めたりすることが非常に大切です。

 このようなIBの日本語のカリキュラムや試験の特徴を考慮して、セルフトート生さんとのレッスンでも学校での正規の授業と同じく、作品分析のためのディスカッションを中心に行っています。古今東西の文学作品を題材として、私自身も皆さんと一緒に成長できることを楽しみにしています。 

門田麦野

スイス系銀行の東京代表秘書、香港やスイスでの子育てに専念した専業主婦時代を経て、2012年にローザンヌの私立高校に再就職。仏バカロレア受験生のための日本語の授業を行う。並行して2013年からはスイス・アルプスの全寮制高校で、国際バカロレア言語A(日本語・文学)の講義を開始。以来、スイスの複数のボーディング・スクールで、国際バカロレア言語Aの正規の授業の他、セルフトート生さんたちのためのチューター役も担当中。

 近年は、フリーランスの翻訳者・通訳者として、スイス公共放送のウェブサイトの翻訳や、スイスの教育システムについて共同でご研究中の筑波大学・帝京大学・東京大学の先生方の通訳の仕事なども経験した。

 世界最大のオンライン教育プラット・フォームUdemyでは、フランス語圏の学習者向けの日本語教師として「最高評価」を獲得している。

講師略歴

講師の職歴を確認されたい場合は、LinkedInのページをご参照ください。

福岡県立修猷館高校・上智大学文学部卒

学生時代に、フランス政府給費留学生として渡仏

英オープン大学で高等教育サーティフィケート(社会学)取得

英語検定1級

フランス語検定1級

日本語教育能力検定

翻訳学校バベルで英日翻訳専科フィクション・コースを受講、終了時優秀賞受賞

フェロー・アカデミー字幕翻訳講座・上級レベル講座受講

「君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限りそれは手の届くところにある」ヘルマン・ヘッセ

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